ラッキョウの花

以前にお世話になった農家の方から、こんな話を聞いたことがあります。
「栽培して出荷するなら、一番目にラッキョウ、二番目に枝豆が、作業効率が良いと思う。」
おそらく、かけた手間(時間)に対して、売値(市場価値)が高く設定できるという意味であったのだろうと思います。

そのお話を聞いた時は、枝豆はいずれ育てようと思いましたが、ラッキョウには興味がありませんでした。
以前のミョウガの記事でも記しましたが、私はラッキョウもあまり好きではなかったのです。
カレーの付け合わせで出てくるラッキョウの甘酢漬けは、匂いを嗅いだだけでもダメでした(+_+)

しかし去年の夏、ホームセンターでラッキョウの種球を見つけた時、ふと、育ててみようかと思いました。
ニンニクは育てる予定だったので、ニンニクに似ているラッキョウも近くで育てたら、親子みたいになるかと。
ニンニクの種球(ホワイト六片という大型品種)に比べて、ラッキョウの種球は小さくて可愛らしかったので(#^^#)

畑に種球を植えて、しばらくしてから芽が出てぐんぐん成長し、ちょうど今頃でしょうか、こんな花が咲きました↓

見た時に思わず、「可愛い～～」と叫びそうになりました。紫色の、小さなすずらんに似た花。
あまりに可愛らしくて、思わず撫でながら「昔はあまり好きじゃなくてごめんね」と心の中でつぶやいたほど。
自分で育てた野菜の花はどれも可愛いのですが、その中でもラッキョウの花は群を抜いて可愛かったです。

今年は畑ではなく、自宅の庭でラッキョウを育てています。
花が咲いたら、すぐに愛でることができるように💞