咲(saku) 愛(mana) Day's

日々の生活の中に、”愛おしい”と思えることを見つけてゆきたい

コンパニオンプランツ ~ネギ~

自分で野菜を育て始めて、今年の秋で三年目。
小規模多品種栽培なので、これまでいろいろな野菜を育ててきました。
その中でも、不思議だなぁとしみじみ感じる野菜の筆頭は、長ネギです。

以前は、私は野菜の中でも長ネギは嫌いな方でした。
スーパーで買うと、袋からはみ出る。匂いが強くて、切ると目にしみる。生で食べると辛い。
栄養があるのは分かるけど、ボリュームもないし特に食べなくてもいいんじゃない?と思っていました。

ところが、無農薬栽培で野菜を育てるにあたり、ネギがコンパニオンプランツとしてとても役立つと知りました。
コンパニオンプランツとは、近くに植えることで害虫を遠ざけたり生長を助けたりしてくれる野菜のことです。
ネギはトマトやピーマンなどのナス科、キュウリなどのウリ科の野菜と相性が良いのだそうです。

そこで去年、一念発起して長ネギを育ててみることにしました。品種は「松本一本太ネギ」です。
ちょうど一年前くらい、種から苗を育てて、畑に定植してしばらく経った頃の写真がこちらです↓

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右側の細い一本立ちの苗が長ネギです(左側は大浦太ゴボウの苗)。
このまま冬を越し、トマトなどの夏野菜の苗を定植する時に、近くに植え替えました。

そして、今年の夏頃から順次、収穫。最初は小さな種だったのに、こんなに立派に育ってくれました↓

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先日の台風19号の影響なのか、かなり曲がっていますね(+_+)

肝心のコンパニオンプランツとしては・・、畑にあまりに虫が多すぎて、害虫対策としては効果は微妙でした。
ただ、長雨→猛暑→台風という天候不順が続いた割には、収穫できた野菜も多かったので、効果はあったのかな。。
当初の目的のコンパニオンプランツとしてよりも、生育過程が意外に可愛かったので、育てて良かったと思います(^^♪

さらに・・、自分で育てた長ネギは、料理の食材として我が家の食卓を豊かにしてくれる存在となりました!
その話は、また明日の記事にて。