咲(saku) 愛(mana) Day's

日々の生活の中に、”愛おしい”と思えることを見つけてゆきたい

さよならの「あの世」側

人生においては時に、忘れられない名言に出会うことがあります。
私にもいくつかあるのですが(「明日には明日の風が吹く」他)、この言葉は特にずっと気になっていました。
「さよならだけが人生だ」

小説「山椒魚」や「黒い雨」の作者として知られる、井伏鱒二さんが残された言葉です。
最初、聞いた時はまだ子どもの頃だったので、「そんな寂しい人生は嫌だ」と思っていました。
しかし今は、出会いがあれば別れがある、人生の普遍性を表した言葉として受け止められるようになりました。

今日は先日の記事「心の風になって」の続きになるのですが、人はこの世にさよならした後、どうなるのだろうと考えています。

sakura-marina.hatenablog.com

私も一度、次の瞬間には生きていないかも、という究極の体験をしていて、息が止まって意識がなくなるという感覚は何となく分かります。
ただその後のことは・・、必死に生き抜いたので分からずじまいでした(^^;)

「この世」に対する「あの世」。それは一体、どこにあるのでしょうか??

話はちょっと変わるのですが、実はここ半年ほど星占い(西洋占星術)にもはまっていまして、ユーチューブ動画でたまに勉強しています。
自分の星座と言うと、いわゆる誕生月の太陽星座が思い浮かびますが、その他にも月、水星など9つの天体で性格や相性を占えるのだそうです。
父が亡くなった後、ふと思いついて父のホロスコープを調べ、自分のホロスコープと見比べてみたら、何とそこには驚きの結果が!

10天体中、7つの天体が相性の良くない組み合わせだったのです(T_T)
より詳しくは、考え方が違ったり、お互いに反発し合う相性だったり、抑圧し合う関係性だったり・・、要は「気が合わない」ということですね。
確かに、私のことは大事に育ててくれたのですが、クールで理性的な父と、情と感覚、感性で生きる私とはかみ合わないと感じていました。

父がこの世を旅立って後、思い出すと涙が出るものの、自分の波動と言うか、エネルギーのあり方が変わったような感覚があります。
何だか軽くなったような・・、それはもしかしたら、ホロスコープの関係性が解消されたからでしょうか。
心の中ではずっと存在していて、支えてくれていても、この世には存在しないことで、天体同士の影響が消えたのかもしれません。

かなりスピリチュアルな話なので掲載は迷ったのですが、たまにはこんな話も(私らしくて・・)いいかなと思って記事にしました。
西洋占星術は奥が深くて、知れば知るほど、もっと知りたくなります。
自分の中で知識や情報が溜まって、外に出したい!と思えるようになったら、ぜひカテゴリーを作って記事をUPしたいと思います(^_-)-☆

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何億光年も先、宇宙の彼方に「あの世」があるとしたら、そこでは人は、無色透明の透き通った存在になっているのだと思う。
「この世」で抱えた苦しみも、しがらみも全て消えて、ただただ輝く星の中に、ゆっくりと漂っていられる。

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