咲(saku) 愛(mana) Day's

日々の生活の中に、”愛おしい”と思えることを見つけてゆきたい

心の風になって

先週、スマホの画面を開いた時に、衝撃のニュースが目に飛び込んできました。
女優、岡江久美子さんがコロナウィルスに感染し、お亡くなりになったというニュースです。

私は、はなまるマーケットはあまり観ていなかったのですが、岡江久美子さんが出演されていたドラマが好きでした。
テレビ朝日不定期に放送されている2時間サスペンスドラマ、「終着駅シリーズ」。
岡江さんは、片岡鶴太郎さん演じる牛尾刑事の奥様を演じていて、明るくしっかり者、夫を力強くサポートする素敵な奥様でした。

これまでに36作も制作された人気ドラマで、つい先日も最新作が放送されたばかりでした。
このドラマには、以前にご紹介した「1999年の夏休み」で少年役を演じた大寶智子さんも、重要な役どころで何度も出演されています。
毎回、「今回はどんな役を演じられるのかな・・」と楽しみにしていた、大好きなドラマでした。

sakura-marina.hatenablog.com

大事な家族が、ある日突然この世からいなくなってしまう。ご家族の皆様にとっては、どれほど辛く、悲しいことかと胸が痛みます。
しかも、コロナウィルスに起因することから傍につき添うことも、火葬に立ち会うこともできない。
気持ちの整理をどのようにしたらいいのか分からない、大変に苦しい日々を送っていらっしゃることと思います。

実は私も、ブログをお休みしていた今年の2月に大事な家族を見送りました。父が肺ガンで亡くなったのです。
深い悲しみと喪失感に襲われましたが、亡くなるまでに覚悟はできていて、その後の葬儀の期間を通して気持ちの区切りはできました。
「お父さんの娘で幸せでした」と伝えることができ、父も最後の力を振り絞って「ありがとう」と言ってくれたことが心の救いになっています。

父が亡くなった後、遺品の整理をしていた時に一冊のノートを見つけました。そのノートには、こんな一文が。

「亡くなった大切な人はここにいない。姿かたちは存在しない。しかしその人は、生者から死者となって存在している。あなたの心の中に。」

人の居場所は、誰かの心の中にある。例え、現実にはもう会うことはできなくても、心の中で永遠に生き続けている。
そう思った時に、これからは心の中で父と一緒に生きてゆけるのだと、気持ちが落ち着いて前向きになりました。

父は生前、秋川雅史さんの「千の風になって」の歌詞が好きで、自分が亡くなった後は風になるんだと言っていました。
微風、強風、そよ風・・、父は今、どの風になって吹いているのだろう?

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「寂しい時、悲しい時、」

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「苦しい時、辛い時、」

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「空を見上げると、風が吹いてくるよ」

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「その風は、こんな言葉を運んで来てくれる」

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「大丈夫だよ。お父さんはずっとここに居るから」