日向当帰
「昔むかし、ある山で一人のおばあさんが芝刈りをしていました。
おばあさんはおじいさんに先立たれて以来、一人で山仕事をしていました。
山での作業は、とても重労働です。おばあさんはしばらくすると、疲れ果ててしまいました。
ちょうど日差しの暖かな、ポカポカ陽気だったので、近くの草むらでウトウトしていると・・、
ふと、すぐそばに誰かが立っているような気がしました。もしかして、天国のおじいさん??
いえ、よく見ると違います。過去に会ったことがない、仙人のようなおじいさんです。
おばあさんがびっくりしていると、仙人似のおじいさんは山の奥の方を指さしました。
おばあさんは何となく気になってその方向に行ってみると、そこには一面の草むらが広がっていました。
そこにあったのは、ただの草ではありません。その地方に古くから伝わる、神の草と呼ばれる薬草。
おばあさんはその薬草を少し刈り取り、ふもとの村で病気に苦しむ人の元に届けました。
やがて病が回復したその人は大喜び。おばあさんに感謝して、山仕事を手伝ってくれるようになりました。
おばあさんは、あの仙人似のおじいさんは神さまではないかと思い、山の方に向かって深くお辞儀をしました。」
↑このお話はフィクションです(^^;)
日向当帰、ヒュウガノトウキと読みます。九州の高千穂地方で自生、栽培されている、セリ科の薬草。
その効能は多岐にわたり、高血圧やガンの予防効果、抗アレルギー効果などがあると言われています。
効果の高さから「日本産人参」とも呼ばれ、知る人ぞ知る、貴重な薬草になっています。
私は冷え性にも悩んでいたので、身体を温める効果の高いものを探していて、この薬草を知りました。
当帰、と言うと漢方の「当帰芍薬散」が思い浮かびますが、女性の冷えには効果が高い漢方として知られています。
日向当帰にも血行を良くして、身体を温める効果があり、また「日本産」という所に惹かれて購入してみました。
↑購入したのはこちらです。日向当帰の粉末がティバックに入っていて、そのままお湯出しでお茶にできます。
味は・・、苦みがありますが、私は他のものをブレンドして飲んでいるので、それほどは気になりません。
かれこれ数ヶ月続けてみて、かなり効果があったと感じています⤴