金俵マクワウリ
『昔むかし、ある所を一人のお侍さんが歩いていました。
お侍さんは金色の俵を大事そうに抱えていましたが、途中で転んで俵を池に落としてしまいました。
“どうしよう!お殿様に献上する俵がなくなってしまった!!”
お侍さんが大パニックに陥っていると、池の中から美しいお姫様が現れてお侍さんに聞きました。
“あなたが落としたのは、金色の俵ですか?銀色の俵ですか?普通の俵ですか?”
お侍さんは即答しました。
“金色の俵です!!!”
お姫様はにっこり笑って、お侍さんに金色の俵と小さな袋を渡しました。
“あなたは正直な方ですね。幸運をもたらしてくれる、特別な野菜のタネをあげましょう。”
お侍さんはそのタネを畑に蒔き、やがて出来た野菜をお殿様に献上しました。
野菜の美味しさにとても喜んだお殿様は、お侍さんを姫様のお婿さんに迎えました。
その姫様は、池の中から現れたお姫様と瓜二つだったそうです。めでたしめでたし。』
↑ このお話はフィクションです(^^♪
金俵マクワウリは中国原産で、美濃国の真桑(まくわ)村で古くから栽培されていたことが名前の由来とのことです。
写真の黄色い野菜です。
正に「金俵」ですね✨
実はメロンのお仲間(ご先祖)だそうで、爽やかな甘さと酸味があって、とっても美味しかったです。
種がたくさんとれたので、来年もぜひ育てようと思っています!(^^)!