咲(saku) 愛(mana) Day's

日々の生活の中に、”愛おしい”と思えることを見つけてゆきたい

米があるだけで

はじめに

雨続きで、肌寒さも感じる日々が続いていますね☔
皆さま、お元気でお過ごしでしょうか?

まるで、去年に観た映画「天気の子」と同じような状況になっていて、この先どうなるのか・・と不安になることもあります。
明日は休みだ、畑に行ける・・予定が雨で断念。やっと行けたと思ったら、急な雨で慌てて帰る💦
それでも、雨に打たれても風に飛ばされそうになっても、花を咲かせて実を付けて、野菜たちは主の到来を健気に待っていてくれています🍅
最近は栽培カテゴリーの記事がご無沙汰になっていますが、ネタはたくさん貯まっています(^^;)

今日はようやく栽培ネタ?それとも料理?いやまて、エイジングネタのはずだよね??と迷いましたが、ちょっと実験的記事を作成してみようと思います。
もともと、私の記事の作成方法はイメージ先行で、何となく流れを作ってから文章に落とし込んでいるのですが、そのイメージをさらに広げてみようと思います。
最終的にどこまでまとめられるか、自分でも未知のワールドです。
よろしければ、お付き合いくださいませ(#^^#)

一粒の米に、7人の神さま

お米。この言葉を聞くと、なぜかホッとする。

そして、懐かしい気分になる。

小学生の頃、担任の先生がこんなことを話してくれた。

「子どもの頃に米研ぎをしていた時、米粒を一つ、流してしまったら、それを見ていた父親にいきなり殴られた。米は一粒たりとも、無駄にするなと。」

その話が頭から離れず、以来、ご飯を食べる時は必ず最後の米粒まで食べるようになった。

後に調べてみたら、「一粒の米には、7人の神さまがいる」という話に出会った。

7人の神さまは「七福神」という説もあり、また「土、風、雲、雨、虫、太陽、作り手」の7つを意味しているという説もあるとのこと。

収穫までに多くの手間がかかり、その数、八十八にも及ぶことから「米」と名付けられたという。

美味しいご飯が食べられる。

それは、育てて下さった方からの、そしてお米の神さまからの愛情をいただくということなんだと思う。

今日も食卓に炊き立てのご飯が並ぶ。

いつもの、そしてかけがえのない日常の象徴。

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長い長いイネ科の話

米はイネ科の植物です。そんなの、当然じゃないか!というツッコミが聞こえてきそうですが・・。
しかし実は、イネ科の植物は米だけではありません。何とその数、8000種にも及ぶそうです!
馴染みが深いのはムギ、トウモロコシ、キビやアワ等の雑穀ですが、こちらの記事の植物もイネ科でした。

sakura-marina.hatenablog.com

この記事を作成するにあたって、イネ科の植物について調べていた時、一つの興味深い記事に辿り着きました。

タイトルは「長い長いイネ科の話」

その記事は、イネ科の植物がどのように進化してきたか、そしてどのような特異性を持っているかについて、分かりやすくまとめられていました。

例えば、「生長点が地表付近に存在すること」

生長点は「成長点」とも言いますが、要はここから細胞分裂を行って、成長してゆくよ~という所ですね。

イネ科の植物はこの生長点が地表近くにある、ということは、地上の上の部分が無くなっても、また成長することが可能になるということになります。

イネ科の雑草は「根っこから引っこ抜かないと、またすぐ生えてくるよ」と言われるのは、この性質があるからですね💦

ただ、生長点が地表付近にあると、その上の構造を複雑化できないという欠点もあるそうです。

確かにイネ科の植物は姿かたちが真っ直ぐで、葉っぱも細長くて垂れ下がっていて、魅力的な姿・・とは言い難いです(-_-;)

そこで、その欠点を補うべくイネ科の植物がとった戦略とは・・、何と、縦ではなく、横に広がるということでした。

これは「分蘖(ぶんげつ)」と呼ばれ、根元付近から新芽が伸びて、株分かれする現象なのだそうです。

私はこの現象を、ライ麦を育てた時の「麦踏み」で体験しています。

sakura-marina.hatenablog.com

イネ科の植物は地表付近の生長点から、自己のクローンを横にいくつも作るという戦略によって、植物界での繁栄を誇ってきたのでした(^^)/

さらに、イネ科の植物にはケイ素も豊富に含まれています。

こちらの過去記事も、ぜひ参考にして下さい⤴

sakura-marina.hatenablog.com

米米LOVE

「たとえばぁ~♪、米があるだぁ~っけでぇ、心がぁ~、強くなれるぅことぉ~♬
何よりぃ~っ、大切なもぉのとっ、気づかせぇ~てくれたねぇ~🎶」

この春の緊急事態宣言発令中、マスクやトイレットペーパーが店先から消え、物資の不足が不安視されました。

私もどうしよう?と思うことは何度かありましたが、一番、心配だったのはお米が買えなくなることでした。

天災ではなく、物流が棄損されていた訳ではないので、そんなに長く買えないことはないだろうとは思っていましたが・・。

コロナの影響がどこまで続くのか分からない状況では、お米のストックを心配することが結構、きつかったです(>_<)

この梅雨の長雨は、お米の収穫にどこまで影響するのでしょうか。

これからも美味しいご飯が食べられるように、お米の神さまにお祈りします。

「どうか、どうか、実りの秋に天の恵みを🍚」

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※) 実は、明日に続きます( ^^) _旦~~