咲(saku) 愛(mana) Day's

日々の生活の中に、”愛おしい”と思えることを見つけてゆきたい

野生化春菊

春菊。シュンギク。この野菜に初めて出会ったのは、一体いつ頃のことだったでしょうか?
覚えている限りでは、子どもの頃に家で食べた記憶はありません。ということは、外食で食べたのでしょうか?
すき焼きに入っていたような気もするのですが・・、とにもかくにも、ほとんど馴染みがない、名前だけ知っている野菜でした。

自分で野菜を育てたいと思った時も、脳裏に春菊が浮かぶことはなかったのに、ひょんなことから惹かれることに。
約2年前、野菜づくりの講座に通っている時に、講師の先生が育てている春菊をおすそ分けでいただいたことがあったのです。
畑で育てている春菊。それを収穫したその日に家で湯がいて、おひたしで食べた時、そのあまりの美味しさにびっくりしました。
ほのかな苦みと旨味。口の中いっぱいに広がる独特な香り。それに虜になった私は、自分でも育ててみたいと強く思うようになりました。

そして、自分で畑を借りるようになった一昨年、春菊の種を蒔いて生育を楽しみにしていたものの、一向に芽が出ずに栽培を断念。
去年はリベンジだ!と張り切ってまた種を蒔いたものの、やっぱり芽は出ず。再チャレンジも失敗。えっ?何で??どうしてなの???
・・、実は春菊は発芽率があまり良くない野菜の代表らしいです。たくさん蒔いて、芽が出てくれたらラッキーな感じ。
とは言え、周りの畑では賑やかな春菊畑も見かけるので、単純に私の育て方がダメなのかもしれません(T_T)

しかし、捨てる神あれば拾う神あり。畑の共有スペース部分に、こぼれ種で増えた(らしい)野生化した春菊の一群を見つけました⤴
共有スペースにある野菜は、おすそ分け程度ならいただいてもOKです。喜んで収穫に向かいました。

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春菊です。自分で育てて、収穫することを夢見ていた春菊です。自分では育てられませんでしたが、ようやく収穫の時が訪れました。
野生化春菊の一群をじっと眺め、ちょうど収穫適期の場所を探します。そして柔らかそうな、美味しそうな部分をハサミでチョッキン✂
収穫したばかりの春菊の香りを胸いっぱいに吸って、しばし恍惚の一時を過ごしました(←この時、周りには誰もいませんでした💦)。

収穫した春菊は、その後どのような姿に変化したのか。続きはまた、明日の記事にて(^^;)