咲(saku) 愛(mana) Day's

日々の生活の中に、”愛おしい”と思えることを見つけてゆきたい

いちご畑で蟷螂の命をつなぐ

いちご畑。Strawberry field。ストロベリーフィールド。素敵な響きだなぁと思うのは私だけでしょうか。。
実はまだ記事にはしていませんが、私は去年の秋から畑でいちごも育てています🍓
これはそのいちご畑で、ある晴れた秋の日に心の中で呟いた、独り言の一部始終です(^^;)

「いちごは実は可愛いけど、栽培は本当に手間がかかるのよね・・。
 あれっ?いちごの茎の所に、茶色いかたまりがくっついている。何かしら?
 ちょっと気持ちが悪いわね、切り取って捨てちゃおうかしら??
 でも待って。もしかしたら、捨てちゃいけないものかもしれない。
 こんな時は、とりあえず放っておいて、家に帰ってからネット検索よっ⤴」

そしてネット検索。なかなか探せなくて苦労しましたが、ようやくその正体が分かりました。
それは、カマキリの卵だったのです!人生初、カマキリの卵とご対面です!(^^)!
↓こんな感じでした。

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茶色のかたまりは卵鞘(らんしょう)と呼ばれるもので、その中に200~300個の卵が入っているのだそうです。
無事に冬を越すと、来年の春頃にはカマキリの赤ちゃんが大量に生まれてきます。
数百匹の赤ちゃんは少々グロテスクですが、大人まで生き残るのはほんの数匹。厳しい生存競争ですね。

「カマキリの卵の位置で、その年の雪の量が分かる」「卵鞘の位置が高いと、その年は雪が多い」
カマキリは大事な卵を守るために、雪に埋もれない高さに卵を産むという言い伝えがあるそうです。
真偽の程は分かりませんが、いちごの苗はまだ15~20cm位なので、今年の冬はそんなに大雪は降らないかな⛄

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カマキリの写真が、もう一枚ありました。のんびり佇んでいる姿が、妙に貫禄があるように見えました。
もしかして、卵たちのお母さんなのかな??