「どこから来たの?」「どこへ行くの?」風が吹く度に、氷の粒子たちが問いかける。「それを探しに来たんだ。」空中に舞いながら、声を出さずに答える。「ここに来れば、見つけられると思って。」氷の粒子は光のプリズムになり、彼の姿は銀板の上で神々しく…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。